世界を探究したい

哲学を軸にいろんな意味を考えたい

自分の話 つまらないと思いませんか?

 面白く、興味を惹く話とつまらない、眠ってしまうような話にどんな差があるのでしょうか。例えばオチがない話だったり中身がない話だったりがつまらない話として挙げられますが、なぜそれらはつまらないと感じてしまうのでしょうか。もう少し抽象化して話の内容ではなく話の構造から考察していきたいと思います。

 

何の話をしているの?

つまらない話の構造の要因の一つはその話は誰に向けて何の目的があって話しているのか明確でないことです。つまらない話の構造を考えるために最近の経験を出発点にしたいと思います。その話は講義形式だったのですが、ひたすらその会社の業務内容だったり実績を淡々と並べるものでした。事実陳列とでも呼びましょう。事実陳列を聴いている中ふと思ったのがこれは誰に向けて何のために話しているのだろうということです。もし会社に興味を持ってもらいたいのであれば興味を持ってもらうためには陳列した事実をどう使えば興味を惹くことができるのかまで考えなければいけません。多数に向けた話で意味は受け手が自分で考えてなんてのはウケません。つまり話し手が目的をはっきりさせないから受け手の中で話を聴く姿勢が出来上がらないのです。逆に興味を惹きたければ受け手に話を聴く意味を提供する必要があります。天気の話をするときなんかでも「元ホストだから天気の話でもいくらでも面白くできる」なんて導入があったら、受け手の中で面白い話とはという意味であったり、ホストの話し方ってどんなのだろうという話を聴く意味が出来上がります。

人の話を聴くには

話し手の立場から書いてきたので次は受け手の立場も書きたいと思います。聴き方は二つあります。一つ目は話を聴く目的を明確にすることです。先ほど話の目的がはっきりさせないからつまらないと書いたの受け手はその逆を考えればいいのです。好きな人の好みのタイプなんて話は耳どころか全身傾けて聞きますよね?それはその人のことをもっと知りたい、付き合うためなんて目的がはっきりしているから、その目的に向けた構造にその話を当てはめればいいだけなので聞きやすいのです。目的を明確にすることはその話が自分の目的のどこに位置するのか意味づけることです。ですので聴かなければいけないなんていう聴くこと自体が目的の場合は聴く気になりません。そして二つ目は話の内容ではなく話し手自体に注目することです。つまり受け手の目的は話し手本人を理解することです。だからこそ友人、家族、恋人の話は目的なんかなくても聴いていられるのです。逆にその人のことに興味がなければ話は入ってこないでしょう。ただここはつまらない話の構造について考えたいので二つ目の聴き方は掘り下げません。

まとめ

興味を惹く話の構造とは相手に聴く意味を提示するものです。逆に受け手は聴く意味を自分で定める必要があります。話し方のコツだったりの本でも大体のスキルがこれに集約されるのではないでしょうか。論理的○○なんていう説明の時に結論を提示するなんてのもこれに集約されますね。しかしこのまとめではあまりにも抽象化されすぎている気もするので最後にこれを具体化、いろんな例を挙げて終わりにしたいと思います。世間一般で言う前置き、前振りのようなものです。

  • アドバイスが欲しいんだけど~/相談に乗ってほしいんだけど~
     いい点や悪い点を探すという意味を提示 話し手が何を求めているのかも明確 みんなアドバイスするの好きですからね。

  • 面白いことがあって~/不思議なことがあって~
    感覚を共有という意味 ハードルが上がるってやつですね、でも長々話して何の話ってなるよりは?
  • どう思うか聞きたい /感想を聞きたい
    思ったことをそのまま言っていいと感じれるので聴きやすく答えやすい

まずは目的をはっきりさせてから話し始め、そこからさらに相手にどうして欲しいのかに合わせてうまく提示できればコミュニケーションが上手くなるでしょう!
(自分に向けて)

 

 

それと、、、

ブログをこれから毎日書いていきたいと思っています。毎日文字にして誰かに向けて書くと情報整理力、情報伝達力、文章力が向上するかな~と思うので、
と宣言すればや継続できますかね~
♡コメントいつでも待ってます♡